井真成の出生地は大阪府藤井寺市?

井真成が「葛井(ふじい)氏」または「井上(いのへ)氏」の一族であるという説が有力なことから、これらの一族が住んでいた「大阪府藤井寺市」が出生地として有力です。

他には「奈良県の葛城」「熊本県」などが出生地であるとの説があります。

藤井寺は交通の要所で東西、南北の街道が通っていました。そこには多くの有力氏族が集落をつくり、氏寺を持っていました。葛井氏は葛井寺を、井上氏は衣縫廃寺を氏寺としていたと考えられます。葛井氏や井上氏のような渡来系氏族は、大陸とのつながりから常に新しい文化を採り入れ、多くの優秀な人材を輩出していたのです。

大阪府藤井寺市では墓誌発見のニュース直後より、藤井寺が出生地の可能性が高いことから、「せめて墓誌の形ででも里帰りを」と墓誌を藤井寺に持ってくる運動が起き、2005年に実現しています。
近鉄電車の藤井寺駅前には「ようこそ、遣唐使のふるさと、藤井寺へ」の看板が立てられて、井真成の出生地であることをアピールしています。
井真成の藤井寺駅前看板

藤井寺市の葛井寺(ふじいでら)の南大門横に井真成の墓標が立てられています。これには「葛井真成誕生之地」と明記されています。
井真成の墓標


藤井寺市内では「吟醸 井真成」や「銘菓 井真成」が販売されています。
「銘菓 井真成」を食べたところ上品な甘みのお菓子でおいしかったです。
井真成のお菓子


井真成で街を活性化させたい意図が見え隠れして面白いです。

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