井真成が参加した遣唐使

井真成は西暦717年の第9回遣唐使に参加しました。(回数には諸説あるので注意)
この遣唐使には阿倍仲麻呂・吉備真備・玄昉などが参加しています。

井真成が乗った遣唐使船は鹿児島より奄美を経由して東シナ海を横断する南島路が取られました。

井真成が参加した8世紀前半の遣唐使の目的は文化交流といえるもので、当時、唐の文化は最盛期を迎えており、この唐文化を日本に持ち帰ることが最大の目的であったと思われます。
8世紀後半になると遣唐使は、唐に滞留している留学生や僧を、日本に連れ帰る事が目的になっていきます。その頃には唐の勢力も衰えを見せていたのです。

翌年の西暦718年に帰国しましたが、井真成は唐に残り、勉学に勤しむことになります。そして第10回遣唐使が派遣されたのが西暦733年、その帰国が西暦734年です。もしかすると井真成はこの西暦734年に帰国の船で日本に帰る直前に、不運にも亡くなったのかもしれません。

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